あなたがブログを始めたい理由はなんでしょうか?おそらくほとんどの人はブログで稼ぐためだと思います。
稼ぐための初心者向けの記事やTwitterを検索すれば、記事を書くための重要な情報はたくさん出てきます。
しかし、まだ記事を書いたことがないのに、「とりあえず50記事書こう!」とか、「書いたら慣れるから書こう!」と言われても、最初に書き始めるのが一番大変だと思うんですよね…
そんな最初のハードルを低くして挑戦しやすくなるからこそ、初心者は記事作成をしてくれるAIを使うべきなんです。
記事作成は簡単にできるんだと感じてもらえるように、この記事ではAIを使う理由と実際の使い方を解説していきます!
1記事をすぐに作れるようにまとめたので、マネしてサクサク進めてください!
初心者がChatGPTを使うメリット
ブログ記事を書く前にこんな悩みがあると思います。
- 記事を書こうと思っても調べれば調べるほど大変そう。
- とりあえず書こうと言っても何を書いていいのかわからない。
- 人に読んでもらうような文章を書くのが苦手。見られるのが怖い。
- 何時間、何日もかけてやっと書いたのに読まれないかもしれない。
記事生成にAIを使う最大のメリットは、なんといってもこれらの悩みがすべて解決できることです!
初心者には難しいことも全部やってくれる!
なぜ大変に感じるのかといえば、何も知らない状態なのに記事を書くには色んな要素が必要だと言われるからです。
SEOがどうとか、競合分析がどうとか、読まれる書き方はどうとか言われてもわかりませんよね。
実際のとこと最初のうちはそんなことを気にしなくてもいいのですが、一度聞いてしまうと「本当に自分が記事を書いていいのか?」なんて不安が襲い掛かってきます。
そんな、自分が不安な部分を全部AIに任せることができます。
アイデアを提供してくれる!
ブログを作るためにはアイデアが必要だと言われますが、全く何も思いつかないこともあります。こうした場合にもAIが役立ちます。
自分が作成したい記事のキーワードを入力するだけで、関連するトピックや記事のアイデアを提供してくれるので、初心者でも自分でアイデアを考える手間が省けます。
きれいにまとまった文章を書いてくれる!
記事を書く時には読みやすく分かりやすい文章を書く必要がありますが、そんな文章は書けないよという人もいるかと思います。
そんなときもAIを使えば、文章の構成や表現を自動で最適化してくれるので、誰でも簡単にプロのライターのような文章を簡単に作成することができます。
短時間で記事全体の文章が作れる!
はじめて投稿する記事を書こうとしたとき、何もわからない状態であれば時間にして10時間、日数にして3日は最低でもかかります。
これだけの時間をかけても人に読まれるためには改善し続けなければいけない、と考えてしまいブログを始められない、もしくは更新を止めてしまう人も多いです。
その時間と労力を代わりに担当してくれるので、短時間で記事全体の文章を作成することができます。
具体的にはタイトルや本文を作成して投稿するまで1~2時間程度ですね。
後で文章を修正するときにも、AIを活用することで更に手間を減らすこともできますよ。
ChatGPTは無料で使える!
何といっても無料で始められるのが初心者にとっては嬉しいところでしょう。ChatGPTに限らず、他のAIツールにも無料で使えるものはあります。
ですが無料で使えるツールでは現状ChatGPTが最適です。
ブログ作成後の最重要課題である【文章作成】が無料できるのは最強のメリットと言えます。
「ブログで少しでも収益が欲しい」と始めたときに、初期費用ばかり掛かっては当然やる気もなくなるので、個人的にはブログの維持費用的にも得があるのでAIを使うべきだと思います。
【補足】
ブログで制限なく稼ぐためには有料ブログを利用する必要があります。
初期費用として最低でもレンタルサーバーの費用は考慮しましょう。
参考記事:有料ブログと無料ブログを比較
ChatGPTでブログを書くための事前準備
1.ブログを用意する
ChatGPTでブログを書いて稼ぐなら、必ずWordPressブログを用意しましょう。
まだ自分のブログが無い方は、ConoHa WING(コノハウィング)が費用も安く簡単に登録できておすすめですよ。
2.ChatGPTを用意する
ブログを開設したらChatGPTにログインします。(アカウントを持っていない場合は、Sign upから新規作成してログイン)
GPT-3.5を使用した書き方を解説するので、無料プランでも大丈夫ですよ。
また、Google chrome専用の拡張機能になりますが、最新の検索結果をChatGPTに反映できるので、「WebChatGPT」をインストールしておくと便利です。
※今回は拡張機能を使わない場合の作成例になります。
WebChatGPTは便利な機能ですがエラーも多くなるため、エラーが発生したときは機能をOFFにする、参照する結果を減らす等の操作を行い再度入力
ChatGPTでブログ記事を書くプロンプト
プロンプトというのはChatGPTに命令するための文章(呪文とも言います)のことです。
このプロンプトを上手く使ってブログ記事を書くように指示して進めていきます。
紹介するプロンプトはほとんどそのまま使えますが、自分の記事に合わせて細部を変更する必要があるので、そのための使い方を説明します。
これから下記の様に枠で囲まれた文章が出てきますので、このように使用して下さい。
・【枠内を全てコピーしてChatGPTに貼り付ける】
・【赤文字は自分の記事に合うように書き換える】
あなたはブログのプロです。 「ブログ アフィリエイト 始め方」で検索した人の悩みを解決するための記事タイトルを5個考えてください。
タイトルを書くプロンプト
あなたはブログのプロです。 「読者が検索するキーワード」で検索した人の悩みを解決するための記事タイトルを5個作成してください。
【】などの記号も使用して、魅力的でクリックしたくなるような形式にしてください
本文を書くプロンプト
条件は自分が気に入ったものに変更しても大丈夫です。
ただしGPT-3.5の場合は、あまり多くの条件を記入すると守ってもらえないので注意しましょう。
下記の条件程度なら守ってくれますが、文字数は上限があるので参考程度に考えてください。(2000字弱)
[作成したタイトル]について以下の条件で記事を書いてください。
条件”””
*あなたは高度なスキルを備えたSEOコンテンツライターです
*タイトルをH1として導入文を書き、次のH2見出しから本文が始まります
*最低15個の見出しと小見出しを含む記事を作成してください。
*H1(#).H2(##),H3(###),H4(####)はmarkdown記法で表示してください
*必ず全ての見出しで本文を書いてください
*5000文字以上作成してください
*人間が書いたかのような会話形式の文章を採用します (くだけた言葉遣い、人称代名詞、簡潔さ、読者の関与、積極的な発言、簡潔さ、修辞的な質問、たとえや比喩を使用します)
“””
まとめを書くプロンプト
ほとんど本文と一緒に作ってくれますが、少し内容が足りないときは作り直した方がいいです。
これまでの内容を500文字程度で分かりやすくまとめて、まとめの見出しを作成してください。
*まとめとしての文章と、途中に箇条書きでまとめた要点を作成してください
*今回の記事を読んで、次に必要だと思われる行動に誘導する文章を書いてください
ディスクリプションを書くプロンプト
ディスクリプションは、「ユーザーに記事の内容を簡潔に伝える」ものです。忘れずに記入するようにしましょう。
今までの内容をまとめたディスクリプションを150文字程度で作成してください。
【実演】ChatGPTでブログ記事を書く方法
ここからは紹介したプロンプトを使って実際に記事を書いてみます。
STEP1.記事のキーワードからタイトルを作る
まずは自分が書く記事のキーワードを決めてタイトルを作成します。
今回は「ブログ アフィリエイト 始め方」をキーワードとして進めます。
AIでブログ記事を書くにはキーワードとプロンプトがすべてと言っても過言ではありません。
タイトルに使うキーワード選定は必ず覚えましょう。
キーワード選定のやり方は以下の記事で詳しく解説しています。
「キーワードの探し方」
ではプロンプトを入力してタイトルを作ってもらいましょう。
上手くいかないときは「Regenerate response」で再生成すればOKです。
あなたはブログのプロです。 「ブログ アフィリエイト 始め方」で検索した人の悩みを解決するための記事タイトルを5個作成してください。
【】などの記号も使用して、魅力的でクリックしたくなるような形式にしてください
あっという間に5つのタイトルを作成してくれました。
作成されたタイトルが気に入らないときは、キーワードで検索したとき上位表示されるサイトを参考にして自分で手直しするのがいいですよ。
今回は、3.「【絶対に知っておくべき】ブログアフィリエイトの始め方と注意点!失敗しないためのポイントとは?」を使って記事を書きます。
STEP2.タイトルから本文を書く
タイトルを決めたら次のプロンプトを入力して本文を書きます。
見出しをmarkdown記法にすることで、そのままコピーして使える文章が作成されます。
[【絶対に知っておくべき】ブログアフィリエイトの始め方と注意点!失敗しないためのポイントとは?]について以下の条件で記事を書いてください。
条件”””
*あなたは高度なスキルを備えたSEOコンテンツライターです
*タイトルをH1として導入文を書き、次のH2見出しから本文が始まります
*最低15個の見出しと小見出しを含む記事を作成してください。
*H1(#).H2(##),H3(###),H4(####)はmarkdown記法で表示してください
*必ず全ての見出しで本文を書いてください
*5000文字以上作成してください
*人間が書いたかのような会話形式の文章を採用します (くだけた言葉遣い、人称代名詞、簡潔さ、読者の関与、積極的な発言、簡潔さ、修辞的な質問、たとえや比喩を使用します)
“””
上記の入力に対しての出力がこちらです。(出力の度に内容は変わります)
長文の文章を書くと文字数制限によって出力が止まるので、その場合は「continue generating」をクリックすれば続きを書いてくれます。
この後最後まで書いてくれたので、作成した記事をブログに貼り付ければ本文は終了です。
STEP3.まとめを作成
本文と一緒に書かれたまとめは内容が薄かったため、下記をコピーして再度まとめを作成します。
これまでの内容を500文字程度で分かりやすくまとめて、まとめの見出しを作成してください。
*まとめとしての文章と、途中に箇条書きでまとめた要点を作成してください
*今回の記事を読んで、次に必要だと思われる行動に誘導する文章を書いてください
このように全体を短くまとめた文章で締めてくれます。ここまでくればもう完成したも同然です。
STEP4.ディスクリプションの作成
ディスクリプションとは、記事の中身を説明する要約文のことです。
検索したときや、ブログ内で記事が表示されるときなどに、タイトルの下に書いている部分になります。
今までの内容をまとめたディスクリプションを150文字程度で作成してください。
文字数の表示のような余計なものを消してコピペすれば記事が完成です!
ここまで10分程度で作ることができます。
ChatGPTを使って記事を書く方法(応用編)
ここからは、記事をよりよくするために便利な方法をいくつか紹介します。
具体的には、記事を書く前に重要な点や書いた記事を綺麗にするための方法、記事をもう少し楽に書く方法についての解説です。
1.記事のターゲットを決める(ペルソナの設定)
ペルソナは簡単に言うと想定する読者像のことで、ペルソナの設定とは「この記事(このブログ)を読みたい人はどんな人間かをイメージをすること」になります。
今回の記事では使っていませんが、派生記事を書く時や文章が相手に届くかを考えるときにこのペルソナを使用します。
特定の一人を想定できるようにある程度細かく設定することになるのですが、正直考えるのが苦手な僕は全く思いつかないので代わりに書いてもらいます。
少し長いのですがコピーして使って下さい。「 」内は自分のキーワードに合わせて変更しましょう。
1.「ブログ 副業」で検索するユーザーで、一番多いと思われる「年齢、性別、年収、性格、職種、所在地」を予想してください。
2.その検索ユーザーが「ブログ 副業」というキーワードを検索するに至った背景を考えて、その検索ユーザーが具体的に「どのような目標を持っているか、どんな悩みを持っているか、何を知りたいか」をそれぞれ3つ予想してください。
3.その検索ユーザーに「必要な情報は何か」を3つ予想してください。
4.その検索ユーザーは「どのようになると幸せになれるのか」を具体的に予想してください。
上記の内容を以下の条件でまとめてください。
1.2.3.4は段階的に考えること。
1.「年齢、性別、年収、性格、職種、所在地」は一つのテーブルにする。
2.「どのような目標を持っているか、どんな悩みを持っているか、何を知りたいか」は一つのテーブルにする。
3.「必要な情報は何か」は一つのテーブルにする。
4.はリスト形式でまとめる。
今回は途中で止まってしまいましたが、この出力結果をキャプチャしたりスプレッドシートに保存していつでも確認できるようにしておきましょう。
2.文章を長くしてもらう
今回のように一回の出力で作成したときは、見出しごとの文章がかなり短くなります。
あまり短いと内容が足りていないと思われるので、長文に直すのがいいですよ。
【本文をコピーして貼り付ける】
上記の見出しの本文を、500文字程度で再生成してください。
今回の出力は2000文字程度でしたが、全部の見出しでこれをやれば簡単に5000文字以上の記事に直すことができます。
3.装飾、リストや表を作成してもらう
見やすい記事を書くために、重要ワードを目立つようにしたり箇条書きやテーブル(表)なんかも欲しい、と思うこともありますよね。
そんなときにもAIは便利です。
【本文をコピーして貼り付ける】
上記の文章を、以下の条件で再生成してください。
*今までの条件は忘れてください。(途中からの場合は入れた方がいい)
*重要ワードを**太字**にする。
*必要な部分はリスト形式で書く。(必要な部分はテーブル形式で書くなど)
するとこのように書き直してもらえます。そのまま使ってもいいですし、自分の好みに合わせて太字の場所を変更してもいいです。
ちなみに、記事作成時に同じ条件を付けてもいいですが、条件を増やしすぎると無視して書くこともよくあるので、後で装飾する方が間違いは少ないでしょう。
4.他のAIツールと併用する
今回はChatGPTで作成しましたが、「Catchy」や「SAKUBUN」などの有料ツールを使用すれば、簡単に長文を書くことができます。
ただ個人的には、課金するならChatGPT PLUSで十分だと思うので、いまより楽してもっといい文章を書きたいんだという人は使ってみてもいいんじゃないかと。
気になる人のために、各プランの比較表を載せておきますね。
プラン | Free | Starter | Pro |
---|---|---|---|
費 用 | 無料 | 3,000円~/月 | 7,840円/月(年払い) 9,800円/月(月払い) |
特 徴 | 全ツール利用可能 10クレジット/月 月ごとの制限あり | 全ツール利用可能 100クレジット~ (10記事程度) 記事制作ワークフロー チャットサポート 月ごとの制限あり | 全ツール利用可能 無制限使い放題 記事制作向け長文対応 最新のWeb情報から 記事を書ける 月額は高め |
プラン | Free | Personal | Standard |
---|---|---|---|
費 用 | 無料 | 2,980円~/月 | 9,800円/月 |
特 徴 | 100種類のテンプレートを使用可能 5000字/月 (1記事程度) GPT-4にも対応 月ごとの制限あり | 100種類のテンプレートを使用可能 100,000字~/月 (20記事程度) GPT-4にも対応 月ごとの制限あり | 100種類のテンプレートを使用可能 無制限使い放題 GPT-4にも対応 月額は高め |
まとめ【AIで記事を書くときの注意点】
今回は記事を手軽に書ける方法を解説しましたが、以下の様なデメリットもあります。
- 内容がオリジナリティに欠ける
- 情報が古い場合がある
- 情報の正確性や品質が担保されない
- 読者の信頼性が失われる
ChatGPTは簡単で効率的に記事を作成することができますが、自動生成された文章の中には誤った情報や品質の低い文章が含まれることがあります。
それを回避するために、検索しながら使える「bing AI」を使うなどの方法もありますが、やはり最後は人力でのチェックが必要です。
正しい文章の書き方を自分で理解することで、はじめてAIでもいい文章が書けるようになります。
これからブログで稼いでいきたいなら自分のスキルアップも怠らないようにしましょう。