ミニサイトで稼ぐ！具体的な作り方と収益化のポイント

• ブログって本当に稼げるの？
• 自分のサイトを作るってなんだか難しそう…

何もわからない状態でブログを始めて、稼ぐためには50記事以上書きましょう。とか言われても無理ですよね。

このような悩みを持つ方に向けて、この記事では収益化に向けたミニサイトの作り方を紹介します。

ミニサイトとは限定的なテーマに特化した小規模なサイトのことで、一般的なブログに比べて少ない労力で作ることができます。

ただ、労力が少ないとは言え正しいやり方で取り組まなければ意味がありません。

そこで、ミニサイトの作り方と収益化のポイントについて詳しく解説していきます。ぜひ最後まで読んで、稼げるサイト作りを目指しましょう。

ミニサイトの特徴とメリット

ミニサイトとは特定のテーマや狭い分野に特化した完結型のウェブサイトのことを言います。

狭いテーマに絞ることで、特定のターゲットに向けた高品質なコンテンツを作れるのが特徴です。

特定のジャンルに絞って書かれたブログを「特化ブログ」と言いますが、ミニサイトは「特化ブログをさらに絞り込んだテーマ」で作成します。

特定のテーマに特化していて専門性が高い

ミニサイトは、特定の情報を知りたい読者に対して非常に高い価値を与えることができます。

例えば、美容系の特化ブログを作るときは、以下の様なジャンルに分けてサイト設計を考えます。

このジャンルでサイトを作るとかなりの記事数が必要になりますよね。

ミニサイトの場合はここからさらに絞り込みます。

このように限定的な小さいテーマに絞ることで、自然と専門的で読者に有益なサイトになります。

サイトを作るときの労力が少ない

少ない記事数で情報を完結させることができるため、サイト作成の労力を大きく減らせます。

ミニサイトを作るときには10～20記事、多くても30記事以内で完結できるジャンルを狙うからです。

脚痩せダイエットについて書く場合は、「お尻、太もも、ふくらはぎ」それぞれについて細くする方法、脂肪がつきにくくする方法、ストレッチなど、20記事程度で網羅できそうですね。

そして、最終的にサイト内でおすすめの器具などを紹介します。

少ない記事数でサイトを完結させることで、読者が巡回しやすく、サイトの管理がしやすく、修正の手間もほとんどないサイトを作ることが可能です。

読者のニーズを満たしやすい

特定のテーマや悩みに焦点を当てたサイトを作るため、読者を満足させやすいです。

ミニサイトは狭い範囲をできるだけ深く掘り下げているので、サイトには当然、読者が求める具体的な情報や解決策が書いています。

そのため、不快感を与えず自然と商品に誘導することが可能です。

読者の満足度が高く少ないアクセスでも収益化しやすいサイトが作れるので、初心者でも成果が出やすくなります。

ミニサイトのデメリット

記事数が少なく取り組みやすいミニサイトですが、始める前にデメリットについても理解しておきましょう。

大きく稼ぐのは難しい

専門性の高い代わりに規模が小さいサイトを作るので、収益の上限がある程度決まってしまいます。

他のWebサイトに比べて悩みが限定的なので、アクセス数がどうしても伸ばせないからですね。

特に、後述するサイト設計次第ではお小遣い程度の収入しか得られない可能性もあります。

始める前に高単価の案件があるジャンルを選ぶ、複数のミニサイトを運営するなど、収益を増やせる対策を行いましょう。

あらかじめ全体像を考える必要がある

あらかじめサイトを作る前にテーマ、記事数、サイトの構造など、サイト全体の設計を慎重に考える必要があります。

• 少なくても検索数があり収益化できるテーマ選び
• 被りがなく漏れのない記事
• 読者が一目でアクセスしやすいサイト設計

これらの項目を前もって意識することで、効率よく稼げるミニサイトが作れます。

テーマの選定に悩む

ミニサイトで稼ぐにはテーマ選びが非常に大切です。

範囲が広すぎると必要な記事数が増え、範囲が狭すぎるとアクセスが全くなくなります。

また、携帯機器や家電製品などすぐに新しい情報が入れ替わるものもミニサイトのテーマには向いていません。

適度にアクセスがありつつ、更新の手間が少ないテーマを狙ってサイトを作成するのがいいです。

ミニサイトの具体的な作り方

では、具体的にミニサイトを作成する手順を解説します。

ミニサイトの作成は大きく分けて以下の順序で進めます。

1. テーマの設定
2. サイト構造の設定
3. 必要記事の洗い出し
4. サイトの立ち上げ
5. 記事の投稿

①テーマの設定

基本的なテーマの決め方はブログのジャンル決めと同じですが、普通のブログジャンルよりもさらに狭い範囲に絞りましょう。

先程もジャンルを絞る例を挙げましたが、その中でも特に「やりたい」「買いたい」などの検索意図を細分化するのがおすすめです。

「やりたい」「買いたい」は読者が行動を起こそうとしている内容なので、そこに焦点を合わせることで成果が達成しやすくなります。

これ以外にも”漫画の用語集”や”地域の特産品”をまとめた「知りたい」意図に合わせたサイトを作るのもいいですね。

ミニサイトのテーマとして選ぶのは1つの要素を10～30記事程度で徹底的に網羅できるものです。

キーワードと読者の検索意図をしっかりと調査して決めるようにしましょう。

②サイト構造をイメージ

サイト構造とは、どのような方向性でテーマの内容をまとめるか決めることです。

サイト構造には大きく分けて「情報網羅型」「商品特価型」「教科書型」があります。

この方向性を決めることで、どんな記事が必要でどうやって収益化するかがわかりやすくなります。

サイト構造	検索意図	メイン収益方法	特　徴
教科書型	やりたい	アフィリエイト	詳細な始め方、やり方を提供して読者の具体的なニーズに応える。 手間はかかるが高額案件が多く、サイトが完成すれば安定した収入を目指せる。
情報網羅型	知りたい	アドセンス 物販 アフィリエイト	情報をまとめるだけでいい。 サイト設計は簡単だがジャンルによって収益にばらつきがある。
商品特価型	買いたい	物販 アフィリエイト	商品のレビューや比較などの価値を提供。 購入意欲がある人をターゲットにするので成果が発生しやすい。

サイトの記事数が30記事以上ともなると、大体すべての構造が含まれているので作成がとても大変です。

なので小規模サイトではできるだけ労力を減らすために1つの方向性に特化させます。

教科書型サイト

読者が最終的に目指しているゴールに向けて、教科書を使って講義するような形のサイトです。

このタイプは悩みや意欲をもって検索している読者を狙うので、市場が大きく高単価な案件も多くあり、集客次第で大きな収入も狙えます。

その分読者のニーズをしっかり満たす必要があり、十分に情報を収集して高品質なコンテンツを作成しなければいけません。

教科書型サイトは、スタートとゴールを明確に設定してそこまでのステップを詳細に解説します。

この例のように読者が必要とする知識を順序通りにまとめていきます。

1つのサイトでゴールが達成できるように構成すると読者を満足させられるので、そのあとサービスへ誘導しやすいのが特徴です。

情報網羅型サイト

特定のコンテンツに関する内容を徹底的にまとめるのが情報網羅型のサイトです。

個別の情報をまとめたサイトから教科書型に近い形式のサイトまで様々な構成で作ることが可能で、どんなサイトを作るかによって収益方法が変わってきます。

といった感じで、アフィリエイト広告がある場合は紹介できますが、基本的にはクリック型広告がメインになります。

そのためあまり大きくは稼げません。

情報をまとめるので、何について書くかが決まれば作りやすいサイト形式と言えます。

商品特価型サイト

商品特価型サイトは、ある商品名を軸にその商品の関連情報だけをまとめたサイトです。

商品を買いたい・詳しく知りたい人をターゲットにするので、レビュー記事をメインに購入意欲が高めのキーワードを狙って記事をまとめます。

このタイプのサイトは必要な記事がほとんど決まっているので取り組みやすいのが特徴です。

また商品によっては記事数が少なくて済むので、初心者の方がサイトを作りやすいのも大きなメリットです。

必要な記事を洗い出す

テーマとサイトの構造が決まったら、大体何記事くらいのサイトになるか必要な記事を洗い出します。

大体の場合「情報網羅型（多）」＞「教科書型（普通）」＞「商品特化型（少）」の順に必要記事数が変わります。

サイト構造に合うように「読者が何を求めているか」を意識して具体的にリストアップしましょう。

この時点で簡単なタイトルまで決めておくと後々の作業がスムーズになります。

ここで洗い出した記事はそれぞれ個別のページになるので、簡単な導線もイメージしておくといいですよ。

サイトの立ち上げ

サイトのジャンル、必要な記事を決めたら実際にサイトを立ち上げます。

ミニサイトは更新の手間を減らすためサイトを作ったら広告を掲載して半放置になるので、広告の制限がないWordpressを利用しましょう。

WordPressブログを開設するときはConoHa WING(コノハウィング)を使いましょう。
ConoHa WING(コノハウィング)なら最短10分で開設できて、1契約で2つのサイトを作ることが可能です。

違うタイプのサイトを2つ用意して稼げるので、色々試すこともできておすすめですよ。

詳しい開設方法や初期設定はこちらの記事で紹介しています。

実際に記事を書いて投稿する

方向性が決まりサイトを立ち上げたら、洗い出した必要記事に沿ってコンテンツを制作してサイトに投稿しましょう。

記事を書く時にはまず、その記事で何を説明するべきことを考えます。

その記事に来た人が何を調べたいのか、何を知りたいのかを想定して、それに答えるように書いていきましょう。

文章を書くのに慣れていない人は、何を説明したらいいのかリストアップしてみるといいですよ。
リストアップも思いつかないときは、キーワードで検索したときの「サジェスト」や「関連する質問」を参考にしましょう。

リストアップした内容を見出しにして、見出しについての文章を書く方法が取り組みやすいのでおすすめです。

記事の書き方は色々あるので、具体的な方法は以下の記事を参考にしてください。

ミニサイトを収益化させるポイント

ミニサイトを収益化させるためには、ライバルの少ない狭い範囲を狙って価値を提供することで、収益の可能性を最大化できます。

効率的なキーワード戦略とターゲット読者への理解が収益化のキーポイントになります。

全体のコンテンツを1つに絞る

ミニサイトの収益化においては、コンテンツ全体を1つのテーマとして絞り込むことが重要です。

これによりサイトが高い専門性を持ち、特定の読者層に強い影響力を持つことができます。

ダイエットを例に挙げると、脚痩せダイエットと食事制限ダイエットを同じサイトには書かないようにします。

ただし、記事数があまりに少なくなるようなら関連ダイエットとして入れることもできるので、その辺はサイト設計時に調整しましょう。

メインキーワードを徹底的に調査する

ミニサイトではライバルが弱くて収益化しやすそうなキーワードを狙います。

少ない記事数で稼ぐというコンセプトなので、大規模サイトが相手になるキーワードではなかなか勝てないからですね。

このような強力なサイトが少ないキーワードをじっくり調査して取り組みましょう。

キーワードを調べるときに便利なツールもいくつかまとめておきます。
「検索ボリュームの目安と調べ方｜SEOおすすめツール5選」からの抜粋なので詳しくはそちらを参照してください。

テーマに条件を足して絞りこむ

テーマに限定条件を含めて絞り込むことで、独自性が生まれ、その市場での競争が有利になります。

テーマを具体化するために以下の要素を考慮に入れるのがいいです。

• 大きなジャンルの一部分：特定の商品名、映画や本のタイトルなど、広い分野の中にある固有名詞をターゲットにする
• ローカル情報：〇〇のパワースポット、〇〇のラーメン屋のように、地域に特化した情報を提供する
• 読者の属性：年齢、性別、趣味など、特定のグループに焦点を当てる

これらの要素を組み合わせることで、サイトのテーマを細分化し、読者にとってより価値のあるサイトを作ることができます。

ミニサイトを作り少ない手間で稼ごう

この記事では、ミニサイトの特徴、効果的な作り方、収益化のポイントについて解説しました。

ミニサイトとブログはターゲットを限定するかどうかが大きな違いで、基本的な記事の書き方は変わりません。

なので、ブログで50記事とか100記事書くのは大変でやりたくないという人は、まずミニサイトから作ってみてはいかがでしょうか。

ミニサイトでサイトを作るのに慣れてきたら、それからがっつり稼ぐ規模の大きいサイトを作っていくのもありだと思います。

自分が取り組みやすい方法でサイトを作って稼いでいきましょう。

AIを使って記事を量産したい人は以下の記事を参考にしてください。