AIアフィリエイトで稼ぐ上で最重要なのは、いかにライバルが弱いジャンルで戦うかどうかです。
ライバルの弱いキーワードの探し方を覚える=AIアフィリエイトで稼ぐといっても過言ではありません。
キーワードは自分の記事を上位表示させるために選ぶので、そのキーワードで上位表示されている記事に自分のAI記事が勝てるかどうかを判断する必要があります。
ここら辺は上位記事がどのくらい弱いか判断できないといけないので慣れが必要です。
ですが、ある程度の基準を設けて、初心者の方でも選びやすいように解説していきます。
キーワード選定はブログで稼ぐための必須スキルです。
最初はよくわからなくても、繰り返し作業して少しずつ鍛えていきましょう。
キーワード選定の基本:どうしてキーワード選定が重要なのか
そもそもブログ記事で稼ぐためには”読者が検索するキーワード“で記事を書かなければいけません。
この”読者が検索するキーワード“は無数にあるので、その中から自分にとって最適なキーワードを選ぶのが「キーワード選定」です。
これは自分で書くときもAIに書かせるときも同じで、必ず特定のキーワードをベースにして記事を作成します。
キーワードが重要な理由は以下の2つです。
実際に検索している人がいるキーワードで記事を書くため
ブログ用のキーワードを調べると、キーワードごとに毎月どのくらい検索されているかを表す「検索ボリューム」という数値を見ることができます。
この数値は0から数万以上と幅広く、どれだけ需要があるキーワードかの判断に使用します。
例えば、YouTubeのような誰もが検索するキーワードは10,000,000回以上も検索されます。

この数値が「0」だと、記事を書いても全くアクセスが期待できないので、ある程度の目安を決めてキーワードを選びます。
個人ブロガーが最初に狙うべき目安は、検索ボリュームが「10~1,000」のキーワードです。
初めのうちはこの範囲にあるキーワードから選んで記事を書きましょう。
自分の記事を検索の上位に表示させるため
検索ボリュームを調査すると、同じキーワードで記事を書いているサイトを見ることができます。
Webサイトにはパワーバランスがあり、新規の個人ブログが企業サイトや記事数が多いサイトに勝つのはかなり難しいです。
なぜかというと、同じジャンルの記事が多い・単純に記事数が多いサイトは、信頼できる専門的なサイトとして優れていると評価されやすいからです。
つまり、このような「強力なサイトを極力避けて自分が勝てるキーワードを見つける」のが、キーワード選定が必要な2つ目の理由になります。
勝てるサイトを見つけるには、キーワード調査ツールを使用して探します。
①上位表示しやすいキーワードの選び方
キーワード選定は総当たりで検索して上位記事を調査するのが基本です。
ただ、はじめたばかりでは上位サイトを見たところで「自分がこれを書くのは難しい…」と思うし、正直めんどくさいですよね。
そこでキーワードを決めるときの指標を用意しました。以下の要素を含んでいるキーワードを探して選びましょう。
- 検索ボリュームが50~1,000程度
- Q&Aサイト、無料サイト(amebloやNote)などが10位以内のキーワード
- [allintitle]+キーワードで検索して、allintitle数が10件以下
- YMYLに当たるキーワードは選ばない
- ニュースサイトが上位にいるキーワードは選ばない
この調査には何かしらのツールを利用しますが、ラッコキーワードの有料プランが最もおすすめです。
というか無料ツールだと全く捗りません。費用的にもラッコキーワードがコスパ最強です。
なので、ラッコキーワードでの調べ方について詳しく解説します。
無料ツールでの調べ方はこちら
ブログの記事は「読者が検索するキーワード」に対して作成します。例えばGoogleで検索したときに予測変換に出てくる検索キーワードなどですね。

適当にキーワードを選んでも、そのキーワードが実際に検索されていなければアクセスは集まりません。
そこでまずはキーワード選定の基本を覚えておきましょう。
キーワード選定は専用のツールを使って行います。手軽にできるのは無料ツールのGetKeywordを使う方法です。
GetKeywordの使い方

メールアドレスを登録するとメールが届きます。
メールに記載されたURLをクリックして登録完了です。
調べたいキーワードを入力したら右の
をクリックして検索します。(例:ダイエット)
ダイエットに関連したキーワードが表示されます。以下は500台までスクロールした画像です。

「月間検索ボリューム数」や「SEO難易度(参考値)」がわかり、さらにキーワードをクリックすることで「検索上位に表示されるサイト」も調べることもできます。

回数の指定はあるものの、1つのジャンルのキーワードをほとんど洗い出すことができるので、そこまで問題はありません。
キーワードコピーやCSVダウンロードをすれば検索ボリュームや難易度はずっと確認できるので、一度検索してしまえばそのキーワードにはしばらく困らないですよ。

Q&Aサイトや無料サイトが10位以内のキーワードを探す
先ほど検索ボリュームを調べたキーワードを実際に検索して、Q&Aサイトや無料サイトが10位以内のキーワードを探します。
「Q&Aサイト」や「無料サイト」とは、Yahoo!知恵袋やアメブロ、Instagram等のSNSなどです。
Q&Aサイトや無料サイトは「サイトパワーは強いけどキーワードに対する内容はスカスカ」なことがほとんどです。
内容がスカスカでも、いろんな人の意見が書いている、関連記事が多くある、サイト自体は強力などの理由で上位に表示されています。
これらのサイトが上位に来ているということは、競合サイトがキーワードの検索意図(読者が知りたいこと)を満たしていないことが多い、ということです。
なので検索意図を満たした記事を書くと、比較的簡単に1ページ目に表示させることが出来ます。
ただし、競合サイトが強力でもQ&Aサイトが検索意図を満たしているから上位表示されている場合もあるので、どの程度のサイトが上位にいるのか毎回確認してください。
Q&Aサイト以外のほとんどが個人サイトであれば狙い目です。
無料ツールでのキーワードの具体的な調べ方
キーワードを調べるときに使用する無料ツールは以下が使いやすくておすすめです。
- GetKeyword
- Ubersuggest(chrome拡張機能)
- キーワードプランナー
GetKeywordが特に便利なのでメインに使って、ちょっとした検索に他のツールを使うのがいいですね。
無料ツールでQ&Aサイトを調べる方法は、「キーワードを1つずつ調べて確認する」です。
「マッチングアプリ」はあくまで例です。割と厳しいキーワードなので、あまりマネしないでください。
Google検索例:「マッチングアプリ会った瞬間帰りたい」
Googleで実際に検索してみると、1位に知恵袋、2位は特化サイトですが弱い、3位に無料ブログが表示されていることがわかります。

サイトの下の数値はchromeの拡張機能「MozBar」を使って確認できます。
PA = 記事単体の強さ:15以下が狙い目
DA = サイトの強さ:12以下が狙い目
検索例のような無料サイトや個人サイトが同時に上位表示されているキーワードを探しましょう。
ラッコキーワードでキーワードを調べる方法
まずラッコキーワードはライトプラン以上がおすすめです。
ライトプラン以上から使える機能の中でもソート機能が特に便利です。
- 利用できる機能が多く、他のツールと比べてもコスパが頭抜けている
- ライトプランから検索条件の指定、並べ替えができるようになる
- ライトプランに登録するとラッコキーワードから被リンクがもらえる(サイトのパワーが上がる)
ラッコキーワードで調べるときは主に「獲得キーワード調査」を使います。
獲得キーワード調査でキーワードを洗い出す
獲得キーワード調査は、指定したサイト内のGoogle検索上位100位以内にランクインしているキーワードを一覧表示します。
ライバルサイトが狙っているキーワードを調べることも、10個のQ&Aサイトのキーワードを一気に調べることもできます。
使用するときは、以下の要素を満たすようにキーワードを検索します。
- 検索ボリュームが50~1,000程度
- Q&Aサイト、無料サイト(amebloやNote)などが10位以内のキーワード
まずは以下の手順ですべてのキーワードを表示させましょう。
- 一括検索をクリック
- 大規模サイトをまとめて調査するをクリック
- Q&Aサイトをクリック
- 一覧が表示されたら検索をクリック



Q&Aサイトの他にも「はてなブログ、ameblo、noteなどの無料ブログ」、「XやInstagramなどのSNS」のURLを入力したり、動画配信サイトの一覧を使うと便利ですよ。
例として「マッチングアプリ」で調べてみましょう。
検索するときに「Q&Aサイトが10位以内」で「検索数500以下」に絞り込みます。
順位は「1-3」を使ったり、検索数は「50~1000」くらいで都度変更してください。



指定した条件に合うキーワードが表示されるので、この中から記事に使うキーワードを選びましょう。
調べたいキーワードをクリックすればすぐに検索結果に移動できるので、上位記事の調査も楽です。


獲得キーワード調査はQ&Aサイトを探すだけじゃなく、弱そうなライバルサイトを見つけて、そのサイトが上位表示しているキーワードの上位を奪うといった使い方もできます。
なので、弱いキーワードで上位表示している特化サイトを調査して、そのサイトと同じキーワードを狙いまくるのがおすすめです。
特に、「内容が薄いサイト」や「明らかにAIで書いているサイト」なんかが上位表示されていたらチャンスですよ。
例えば先程の「マッチングアプリ会った瞬間帰りたい」というキーワードでは、2ページ目にこの様なサイトがありました。


こういった「明らかにAIぽいなー」とか「なんでこれで3位なんだろ?」みたいなサイトが1ページ目や2ページ目上位当りにいたら、そのサイトのURLを獲得キーワード調査に入力します。

結果が表示されたらそのサイトが上位表示しているキーワードをいくつか確認して、どのキーワードでも上位が取れそうなら特化サイトを作ることを考えましょう。
基本的にブログは陣取り合戦で、いかにライバルサイトよりも上位表示するかが大切なので、弱いサイトが上位に表示されているジャンルはより高品質な記事で奪い取ってしまいましょう。
すぐには見つからないと思いますが、ラッコキーワードなら簡単に多量のキーワードを探せるので、コツコツ取り組んでください。
②[allintitle]+キーワードで検索して、allintitle数が10件以下
キーワードに[allintitle]や[intitle]をつけて検索すると、キーワードを含んでいる記事タイトルのみを表示することができます。
- allintitle:記事タイトルの中にキーワードが全て含まれている(完全一致)ページを抽出
- intitle:記事タイトル内にキーワードが1つでも含まれている(部分一致)ページを抽出
特に重視したいのが[allintitle]で、ヒットした件数が10件以下なら超優秀なキーワードです。
先程と同様に「マッチングアプリ会った瞬間帰りたい」を調べてみます。
検索するときは「:」をつけて、「allintitle:キーワード」「intitle:キーワード」の様に検索します。

allintitleでの検索数は8件でした。
このように、知恵袋が上位にあってallintitleが少ないキーワードを積極的に狙うといいですよ。
④YMYLに当たるキーワードは選ばない
キーワードを探すときはYMYLと呼ばれる分野は絶対に避けてください。
プロのブロガーでも新規参入は厳しいのでAIではまず戦えません。
YMYLとは、「Your Money or Your Life」の略で、政治・健康・お金など人生に大きな影響を与えるジャンルのことです。
- 国際的な問題や政治、災害
- 投資、保険、税金、不動産、クレジットカード
- 病気、薬、病院など、医療の関連
- オンライン上で商品やサービスを検索、購入、決済できるページ
- 公的機関、社会福祉、離婚、遺言書
- 人権や宗教、性差
- フィットネス、栄養、大学、就職など、人生の局面に関わるページ など
(参考:検索品質評価ガイドライン)
よくあるのは美容系や投資系などですね。
どうしても参入したいときは、「長期戦になること」「稼げない可能性が非常に高いこと」を覚悟してください。
⑤ニュースサイトが上位にいるキーワードは選ばない
知恵袋が上位で勝てそうなキーワードだと思って検索してみると、ニュースサイトがいくつも同時に上位表示されていることがあります。
このようなキーワードは「ニュースとしての情報が必要で、ニュースサイトを上位に表示する設定」になっています。
YMYLにかかわるキーワードは特にこの設定の事が多いです。
たとえば「マッチングアプリで結婚」で調べると、3位からはyoutubeのニュース、その下には新聞サイトなど、報道系が上位にあることがわかります。

この設定の場合は個人サイトだとどうやっても上位表示できないので、間違っても選ばないように気を付けてください。
キーワード選定は難しいので、慣れるまでは一週間くらい悩んでも大丈夫です。今はわからなくても実際に手を動かしてみて少しずつ覚えていきましょう。
SEO対策について
作成した記事を上位表示させるためにSEO対策をしましょう。
SEOがわからなくても
- キーワード選定
- プロンプトの通りに作成
これができていれば上位表示は可能なので、少しでも順位が上がればいい位の気持ちでやりましょう。
SEOの基本とプロンプトの関係
SEOの基本は「キーワードの検索意図への答えを用意すること」です。
そして上位記事はこの「検索意図への答え」が満たされていいます。
それと同じ内容を網羅するためにプロンプトでは、これらを用意しています。
- 上位記事の見出しの分析
- その内容を完璧に書くための参考文献
ただ、それだと上位記事と同じにしかならないので、上位記事に無い要素を含めて、検索意図の答えを強化します。
そのやり方を次の「見出し作成について」で解説します。
見出し作成について
本文作成中に見出しを作る時は、「関連キーワード・共起語」と「指定のキーワード」を入力すると言いました。
この指定のキーワードについてですが、Google検索の結果に表示される「サジェスト」と「関連する質問」から拾うのが手っ取り早くて楽です。


分析内容 + 分析に不足してる見出し + サジェスト等を合わせることで、読者の検索意図がより満たしやすくなります。
外部リンク
どんな記事でもこれは意識しましょう。
まず外部リンクについてですが、メインキーワードや複合キーワードに直接関連するリンクを記載しましょう。
ただし、同じキーワードで上位表示されている個人サイト向けにリンクを付けるとそちらのサイトが評価されてしまいます。
同じキーワードの上位サイトが評価されるとよろしくないので、できるだけ公的なサイトや企業系の信頼性の高いサイトへのリンクを記載します。
例えば、WordPressの始め方という記事なら、WordPressの公式やレンタルサーバーへのリンクにします。
作成例の「超特化ブログ」は単一キーワードなので、上位記事を評価させないように他のキーワードを探します。「アフィリエイト」とか「SEO」とか紹介ツールのリンクなどですね。
内部リンク
こちらも全記事で意識した方がいいです。アドセンスなどの収益も変わってきます。
内部リンクは、H3見出しのキーワードに関連する記事へリンクさせます。
もしくは、同じカテゴリーの関連記事をいくつか表示するようにして、まとめの下に表示します。
まとめの下に表示するときはウィジェットを使わずに、記事内に直接書いた方が効果が高い気がします。
サイドバーや記事下などのウィジェットはあまりSEOとして評価されないと聞いたので。
リード文やH2見出しに付けるリスト
これは効果があるかわかりませんが、上位記事を調査したときにやってるサイトをよく見かけたので、お気持ち程度に真似してる感じです。
ただ、読者の読みやすさは向上するので、間接的にSEOに 効果はありそうです。
リード文に付けるリスト
リード文のリストは「この記事のポイント」「この記事を読んだ方がいい人」みたいなやつです。
これは以下のプロンプトを入力してChatGPTにさっと書いてもらいましょう。
リスト作成プロンプト
– この記事を読めばわかること、この記事はこんな人におすすめ、この記事のポイント、などを【】の中に書き、それに合わせてリストを作成する
– 「理解できる」や「わかる」や「人」はいりません
– 50文字程度で簡潔にして、「。」はつけないでください

画像のように出力されたら、そのままWordPressにコピペしてください。
H2に付けるリスト
H2につけるリストはH3の見出し名をそのままリストで表示させます。
見出しを作成したときにこのように出力されたと思います。これをメモ帳にコピーしたのが右側ですね。


このメモ帳からH3部分だけをコピペすればリスト項目が作成されます。

